県民の森 
 2004年5月8日のお昼頃、県民の森で山火事が発生しました。焼けたところは県民の森の北側、四季の森という山林で25万平方メートルが焼けたそうです。実際にその場所に行ってみようとしましたがどこかわからずうろうろしていると監視員らしき人に遭遇。今日3度目。火事のあった場所を聞いてお別れ。また会いましょう。
 火事の現場は枯れ草はきれいさっぱり焼けていて、木は葉っぱ等が焼け、幹は黒くなっている状態でした。こうなると木は枯れちゃうのでしょうか。

シロアリが食べていたと思われる切り株の焼け跡。シロアリが食べていた木は燃えやすかったはず。
 燃え残った朽木をめくって見ると中には大量のアリ(シロアリではない)の死骸がありました。おそらく逃げ遅れたアリが熱で死んでしまったものと思われます。シロアリもこのアリと同じく逃げ遅れたものは死んでしまったでしょう。でも決してこれらの死んでしまった生き物は無駄ではなく、草木や生物の栄養となって再生を遂げるはずです。

 残念ながらシロアリは見つかりませんでした。

 火事から1週間も経っていないのにクロアリは活動を再開していました。右の写真は自分の巣だったのかムネアカオオアリが燃え残りの木をうろうろしてました。感傷に浸るのは私だけで、火事があっても自然は自然。この分だとシロアリも活動を再開してることでしょう。

 シロアリは炭を嫌うという俗説があります。それだとこの場所にはシロアリが寄り付かないことになりますが、おそらくそんなことはないでしょう。
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